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ブックオフ、TSUTAYA31店舗を日販に譲渡

2014年7月25日 (金)

荷主ブックオフは24日、子会社のプラスメディアコーポレーション(相模原市南区)がフランチャイズ加盟店として運営している「TSUTAYA」31店舗を分社化し、新会社の株式のうち80%を日本出版販売(日販)に譲渡すると発表した。譲渡期日は10月1日。

プラスメディアは首都圏を中心にTSUTAYA33店舗を運営しているが、ブックオフの主力事業である「BOOKOFF」店舗の運営環境が厳しいことから、ブックオフは中長期的な事業成長に向けてヤフーとの資本業務提携などを含め、リユース事業に経営資源を集中する方針を決定。

「(リユース事業ではない)TSUTAYA店舗運営事業に経営資源を郵船配分するのは難しい」と判断し、事業の継続を前提として譲渡先の検討を行っていた。

日販は子会社を通じてTSUTAYAのフランチャイズに加盟し、44店舗を運営するなど書籍・雑誌などの販売ノウハウを活かした事業展開に積極的で、BOOKOFFのフランチャイズ加盟店舗の運営も手掛けていることから、ブックオフが事業譲渡を打診。協議を重ねた結果、閉店する2店舗を除く31店舗を分社化した上で、新会社の株式の80%を譲渡することに合意したもの。