ロジスティクス財務省は5日、政府が同日開催の閣議で対ロシア追加制裁措置を了解したことを受け、各税関長にクリミア自治共和国とセヴァストポリを原産地とする貨物の輸入制限措置を実行するよう指示した。
税関審査の際に通関関係書類などによって貨物の原産地を確認するとともに、検査でも貨物に表記された原産地を確認し、経済産業省と連携して輸入制限措置の実行を確保するよう指示したもの。
また、輸入事後調査の徹底と違反行為を発見した際の厳正な対処を求め、関係機関との情報交換・連携と通関業者、倉庫業者などからの情報収集も充実を図るよう通知した。