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外相談話、米鉄鋼輸入制限に「日米経済への影響」懸念

2018年3月9日 (金)

ロジスティクス河野太郎外相は9日、米国のトランプ大統領が鉄鋼、アルミニウムに関する通商拡大法232条に基づく輸入制限措置を決めたのを受け「誠に遺憾だ」とする談話を発表した。

米国は鉄鋼製品、精錬・未精錬アルミニウムの輸入が自国の国家安全保障を阻害するおそれがあるとして、カナダとメキシコを除くすべての国からの鉄鋼、アルミニウムの輸入品を対象に関税を引き上げる輸入制限措置を決定した。

談話で河野外相は「同盟関係にある日米両国の経済・協力関係さらには世界経済に大きな影響を及ぼしかねない」とした上で、「日本企業への影響や世界貿易機関(WTO)協定との関係を十分に精査した上で今後適切に対応する」との考えを示した。