日通、岐阜市の小学校で交通安全教室

国内日本通運は7日、岐阜市立岐阜小学校で、引越しなどで使用しているトラックを使い「見て体験する」交通安全教室を開催したと発表した。

同社は、地域の交通安全と従業員の安全意識や運転技術の向上などを目的とした交通安全教室を開催しており、今回は岐阜中警察署の協力を得ながら交通安全教室が実現した。

7月16日に開催した交通安全教室では、校庭に再現した交差点で、内輪差などの自動車の特性をトラックを使用しながら説明し、児童は歩道で信号を待つ際の注意点などを勉強した。また、実際に引越し作業などで使用している4トントラックや2トントラックの運転席に座ってもらい、普段見ることのできない運転席からの風景を体験した。

岐阜小ではトラックを使用した安全運転教室が初めてだったこともあり、児童らは真剣に耳を傾けて聞いていた。

児童らからは、「初めてトラックに乗ってみて見えないところがたくさんあることに驚いた」「今日勉強したことを家族にも教えてあげたい」などのさまざまな感想が聞かれ、交通安全の大切さを学んだ様子だった。