財務・人事佐渡汽船が8日発表した6月中間決算は、売上高は3%増(前年同期比)となったものの、貨物輸送や車両航送で消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が表れ、営業損益は5億9500万円の損失となった。自動車航送台数は乗用車換算で9万8597台(2.1%増)、貨物輸送トン数は9万1462トン(24.5%増)。
貨物部門では、昨年4月に吸収合併した日本海内航汽船の輸送分が加わったことで輸送量、売上高が増加ながらも、消費税増税に伴う消費マインドの落ち込みで売上高が伸び悩んだほか、費用面でも船舶燃料費が前年同期を大きく上回った。
[佐渡汽船]2014年12月第2四半期連結決算(単位:百万円)
2014年12月第2四半期 | 2013年12月第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 5,249 | 5,096 | 3.0% |
営業利益 | -595 | -617 | - |
経常利益 | -647 | -638 | - |
当期純利益 | -653 | -639 | - |