財務・人事福山通運が8日発表した4-6月期決算は、売上高が1.1%減(前年同期比)、営業利益が23.2%減となった。
運送事業では、商業小口荷物の輸送品質向上を図り、既存顧客の取引条件の見直しに努めたが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需用の反動減が響き売上高が1.9%減、営業利益は22.2%減と伸び悩んだ。
流通加工事業は、流通センターの新設効果で6%の増収を確保したものの、加工作業で人件費などのコスト増に圧迫され、部門利益は83.9%減となった。
[福山通運]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 61,821 | 62,488 | -1.1% |
営業利益 | 2,397 | 3,122 | -23.2% |
経常利益 | 2,876 | 3,454 | -16.7% |
当期純利益 | 1,681 | 2,284 | -26.4% |