ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

産業ファンド投資法人、6月末の稼働率98.8%

2014年8月18日 (月)

拠点・施設Jリートの産業ファンド投資法人が18日に発表した1-6月期決算によると、6月末時点の保有資産は、物流施設23物件、工場・研究開発施設6物件、インフラ施設7物件、取得価格の合計は1820億8900万円となった。

また、総賃貸可能面積は76万3350平方メートルで、平均稼働率は98.8%と高い水準を維持した。

期中に取得した物件は8物件で、取得額は合わせて166億400万円。2月に「IIF習志野ロジスティクスセンターII」(借地権付建物)を12億円、「IIF三郷ロジスティクスセンター」を35億5000万円、「IIF入間ロジスティクスセンター」を31億8400万円)、「IIF鳥栖ロジスティクスセンター」を15億7000万円、「IIF印西ロジスティクスセンター」を10億6000万円、「IIF盛岡ロジスティクスセンター」を6億円、「IIF名古屋港タンクターミナル」(底地)を19億円、3月に「IIF広島ロジスティクスセンター」を35億4000万円——でそれぞれ取得した。

7月以降の見通しとしては、特に物流施設で「稼働率、賃料水準ともに高水準が維持される」と予想。投資家間で物流施設を「安定した投資対象」とする見方が広がっているほか、新規プレイヤーの参入、大型物流施設の建設などにより、「当面活況を呈することが想定される」との見方を示している。