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ローランドDG、タイ工場の基幹システムを短期間で稼動

2014年8月21日 (木)

拠点・施設東洋ビジネスエンジニアリングは21日、ローランドDG(浜松市北区)のタイ法人「ローランドデジタルグループ・タイランド」(ローランドDGタイ)が新工場の開設に伴い、「A.S.I.A.GP会計版」と「MCフレーム原価管理」を導入し、稼働を開始した、と発表した。東洋ビジネスエンジニアリングのタイ法人が導入支援を行っている。

業務用インクジェットプリンターや3次元切削加工機を製造・販売するローランドDGは2012年夏、海外初の工場をタイのサムットサコン県に完成させ、同社のボリュームゾーンを担う主力製品や新興国向け製品の生産拠点として位置づけている。

ローランドDGタイは、業務プロセスの標準化とオペレーションの早期立ち上げを狙い、ゼロからの開発でなく、パッケージ製品をベースとしたシステム開発の手法を採用。選択したソリューションは東洋ビジネスエンジニアリングのA.S.I.A.GP会計システムで、3か月の短期間で導入した。

また、生産機種の増加に伴い、エクセルによる管理からMCフレーム原価管理に切り替え、13年11月から運用を開始している。現在は、生産計画から出荷までの全プロセスで業務効率化を図るため、MCフレーム生産管理の導入作業が進行中で、11月をメドに本番稼動に入る。