ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鈴与など3社の進出内定、博多港アイランドシティ港湾用地

2014年8月26日 (火)

拠点・施設福岡市港湾局は26日、博多港アイランドシティ港湾関連用地のうち、A、B、C区画の分譲予定者を決定したと発表した。

A区画(1万7766平方メートル)に溝江建設(福岡市中央区)、B区画(1万3223平方メートル)に鈴与、C区画(1万平方メートル)に越智産業が進出することが決まったもので、3社はそれぞれ倉庫や配送センターなどの物流施設を建設する。

2012年度に立地交付金制度が大幅に拡充されて以降、アイランドシティみなとづくりエリアの土地分譲決定は8件となり、今年度分譲可能な港湾関連用地は「完売」の見込みとなった。

溝江建設は1万7766平方メートルを19億100万円で取得する。建築面積7500平方メートル、延床面積1万5000平方メートル(2階建て)の倉庫、配送センター、便益施設用地として活用する計画で、2016年8月の操業開始を目指す。

鈴与は1万3223平方メートルを16億2550万4000円で取得し、2期に分けて倉庫・配送センターを建設する。1期目は2015年11月に9164平方メートルの施設を、2期目は18年11月に8640平方メートルの施設をそれぞれオープンする計画で、総延床面積は1万7804平方メートル、3階建てとなる。

越智産業は1万平方メートルを9億4110万円で取得。2階建て、延床面積6500平方メートルの倉庫・配送センターを新設する。15年12月の操業開始を目指す。

今後は10月下旬までに土地売買仮契約を締結した上で土地処分議案を福岡市議会に提出し、議決を経て15年3月末までに土地の引き渡しを完了する。