ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マキタ、タイに生産子会社を設立

2011年3月28日 (月)

拠点・施設マキタは28日、タイにモーターなどの部品加工から組立までを行う生産子会社を設立し、2012年度から生産を開始すると発表した。

 

マキタグループの生産拠点は日本に2か所、中国に2か所、米国、英国、ルーマニア、ブラジル、ドイツにそれぞれ1か所の合わせて9か所ある。このうちアジアでは、95年に生産を開始した中国工場がマキタグループの生産体制の中核的な役割を果たしている。

 

今後需要の拡大が見込まれるアジアで第2の生産拠点をタイに設けることで、主に東南アジア諸国向けの生産リードタイムを短縮する狙い。

 

同社は、世界の電動工具需要がリーマンショック後の低迷から急速に回復しており、アジアなどの新興諸国の需要動向も堅調に推移すると見ており、11年3月期の連結売上高は前期比8.6%増の2670億円を見込む。

 

■タイ生産子会社の概要
名称:マキタ・マニュファクチュアリング・タイ
資本金:8億バーツ(約22億円)
出資形態:マキタによる100%出資
所在地:チョンブリ県シラチャ市
設立:3月24日
着工:6月
生産開始:2012年7月
現地従業員数:約300人
業務内容:電動工具・園芸工具の生産(モータなどの部品加工から組立まで)
敷地面積:約10万6000平方メートル
建物面積:約3万平方メートル
生産計画:月産5万台