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大和ハウス、物流拠点立地のシミュレーションソフトを開発

2014年9月2日 (火)

サービス・商品大和ハウス、物流拠点立地のシミュレーションソフトを開発大和ハウス工業は2日、同社グループのフジタ、フレームワークスと共同で、配送時間から到達エリアを算出し、物流拠点建設に最適な立地を提案するシミュレーションソフト「DFII-glas」(DF2グラス)を開発したと発表した。

DF2グラスは、「鋼製座屈拘束ブレース」「大型施設用床振動解析システム」に続いて大和ハウス工業とフジタが共同開発した製品で、第三弾となる今回はフレームワークスを加えた3社共同の枠組みで開発した。

DF2グラスは、土地や施設の物件情報を入力することでパソコンやタブレット端末上の地図に情報を示し、そこから指定した時間内に到達できるエリアを示すことができる。

過去3か月の自動車運行実績データに基づいた「到達圏検索」や「ルート検索」により、実走に近い到達エリアを表記することで、土地情報だけに頼らず、客観的なデータに基づいた提案ができる。

大和ハウスグループで保有する土地情報や、顧客の納品先・仕入先情報、希望のエリアなどの物件情報を登録し、蓄積していくことができるため「物流拠点としてのニーズが高く、好条件な立地を分析することができ、提案用地の取得にも活用できる」としている。

今後、大和ハウス工業とフジタはDF2グラスを活用し、企業への物流拠点の提案スピードを高め、受注拡大につなげる。また、フレームワークスはDF2グラスから得られるノウハウを今後の商品開発に活かす。