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フルノシステムズ、4つの「ちょうどいい」ハンディ発売

2014年9月4日 (木)

サービス・商品フルノシステムズ、4つの「ちょうどいい」ハンディ発売フルノシステムズ(東京都墨田区)は4日、ロングセラー商品となっている無線ハンディターミナルの「finpad(フィンパッド)700f」を進化させた新モデル「finpad800f」の販売を今月上旬から開始すると発表した。

同社が販売を開始するのは、バーコード対応機種のfinpad800fと2次元コードに対応する機種「finpad803f」の2機種で、業務で活用した際の「使いやすさ」を徹底して追求したロングセラー機種・finpad700fの機能と操作性を維持しながら、「高い次元でバランスよく進化させ、4つの『ちょうどいい』感を実現させた最新機種」(フルノシステムズ)。

「ちょうどいい」をコンセプトとして販売する新機種は(1)高性能(2)通信スタイル(3)操作性(4)開発スタイル――にこだわった機能を備える。

性能面では、立ち上げから高速起動し、スキャナの読み取りスピードを従来機種から40%アップさせることで、ストレスのない作業環境を実現。さらに、現場での電池交換作業の煩わしさを考慮し、およそ10時間の長時間運用を可能にした。また、耐環境性にも配慮し、チルド領域のマイナス20度までカバーする。

また、通信帯域は2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯に対応。これにより現場の無線環境に応じて途切れず安定した通信環境を実現。無線LANアクセスポイントに加え、Wi-Fiルータでも通信できる環境を準備したことで、広いフィールドで運用できるようにした。

メインのスキャナボタンを本体のセンターに配置したことで、操作性も向上。手に持った時の重量バランスを最適化しているため、長時間運用でもストレスなく操作できる。画面サイズは、業務に最適な2.8型のLCDを採用し、持ちやすさと併せて画面の見やすさ、わかりやすさに配慮した。

無線ハンディは、業務アプリケーションを動かす上位サーバによって、ハンディ側の開発環境が変わるため、あらゆる開発スタイルに対応するツールを用意。IBM系サーバに対応する「Fstart5250」やWindows系サーバに対応する「MORSシリーズ」、オープンなWEB開発環境に対応する「@Hyway」など、ユーザーの開発環境に合わせて活用することが可能。

価格はオープンで、同社は800fを年間1万台、803fを5000台それぞれ販売することを目指す。

■「finpad800f/803f」の概要
http://www.furunosystems.co.jp/product/finpad800f.html