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物流連主催

初の物流業界インターンシップに学生ら130人参加

2014年9月18日 (木)
初の物流業界インターンシップに学生ら130人参加

▲宿谷事務局長の講演(出所:日本物流団体連合会)

話題日本物流団体連合会(物流連)は17日、今月8日から12日の5日間にわたって、初の「物流業界インターンシップ/5days」を東京都千代田区平河町の海運クラブで開催し、大学生を中心に130人が参加したと発表した。

1日目の午前中は、参加者全員を集めたオリエンテーションで、物流連の宿谷肇事務局長が日本の物流業の概要について講演。同日午後の業界研究セミナーでは、参加企業20社がブースを設け、学生が全7クールのスケジュールに沿って、第1-3クールで翌日から訪問する企業ブースを訪れ、第4-7クールでは興味を抱いている企業ブースを訪問した。

初の物流業界インターンシップに学生ら130人参加

▲企業訪問(出所:日本物流団体連合会)

2日目から4日目の企業訪問期間には、学生が物流業界の魅力を肌で感じることができるよう、物流拠点の見学、座学、グループディスカッション、ビジネスゲーム、座談会、現場業務体験など、各社が独自の切り口で物流業を伝えるカリキュラムを用意し、学生からも積極的な質問が多く出された。

最終日の午前中は、それまでの4日間で得た情報を持ち寄り、改めて全員で情報共有・意見交換する時間としてグループ活動と発表会を実施。インターンシップに参加して物流業をどう感じたのか、実習前と実習後の物流業に対するイメージの変化、今後の物流業に対する期待など、学生の率直な意見が発表された。

初の物流業界インターンシップに学生ら130人参加

▲発表会(出所:日本物流団体連合会)

また、要所で「ロジスティクスPRグループ2014」のメンバーから発表内容に対するコメントが行われ、学生の理解を深める一助となった。

同日午後の座談会では、最終プログラムとして同グループのメンバー26人と直接対話する交流の場が設けられ、5日間の全日程を終了した。

初の物流業界インターンシップに学生ら130人参加

▲座談会(出所:日本物流団体連合会)

参加者からは、今回のインターンシップで普段目にすることが少ない物流事業の最前線を見学・体験したことで、物流業の現実的な面や物流企業の特色を学び、物流業界への理解が深まる実り多い機会だったという声が多く上がっていた。