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日本海事センター調べ

3月までの輸入増を相殺、鉄鉱石・石炭輸入減少

2014年9月24日 (水)

調査・データ日本海事センターは22日、主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、発表した。

7月の日本は鉄鉱石輸入が2.2%減(前年同期比)、石炭輸入も2.7%減となり、これまでの累計はともに昨年並みまで低下。3月までの輸入増を相殺する結果となった。鋼材輸出は11か月連続で減少した。

中国は鉄鉱石輸入が12.8%増と好調を維持。ただ、輸入鉱石を利用した利ザヤ稼ぎのために、実需以上に輸入されているとの見方が有力。石炭輸入は19.6%減となり、経済減速、原子力・水力発電の増加、低品位炭の輸入規制の動きなどが影響した。原料炭も国内炭の競争力が上昇している。