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16年12月の主要ドライ貨物動向、鉄鉱石輸入6%減少

2017年2月16日 (木)

調査・データ日本海事センターは16日、2016年通年と12月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。12月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を6%下回り、3か月連続で減少、石炭は3.9%増と4か月連続で増加した。

鋼材輸出は5.4%減で、2か月ぶりの減少。タイが2か月連続で増加したほか、ASEAN全体が5か月連続増、中国2か月連続増となったが、韓国2か月連続減、米国3か月連続減となった。

一方、中国では、鉄鉱石輸入が7.6%減で14か月ぶりの減少。石炭輸入は52.2%増で5か月連続の増加、同国発の鋼材輸出量は26.8%減と5か月連続で減少した。

16年通年では、国内の鉄鉱石輸入が0.7%減、石炭は0.2%減、鋼材輸出が1%減となった。中国の鉄鉱石輸入は7.5%増、石炭輸入25.2%増、鋼材輸出3%減少だった。