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日本郵船、フィリピンの同社商船大で4期生107人が卒業

2014年9月24日 (水)

国際日本郵船、フィリピンの同社商船大で4期生107人が卒業日本郵船は24日、フィリピンのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループと共同運営する商船大学「NYK-TDGマリタイムアカデミー」の第四期生107人が22日に卒業したと発表した。

第四期生は2010年に入学し、3年間の基礎教育や操船シミュレーター、エンジンプラントなどを用いた訓練の後、同社訓練船で1年間の乗船実習を行ってきた。

NYK-TDGマリタイムアカデミーでは、同社グループが各地で培ってきた船員育成経験に加え、フィリピンの状況に合わせた基礎学力を向上させる独自プログラムを採用し、質の高い船員の育成を図っている。

第四期生は、三期生までと同様にフィリピン船員教育機関の統一テストの結果で、上位をほぼ独占しただけでなく、現在行われている海技資格試験でも順調に合格の実績を積み上げている。卒業生は海技免状取得後、同社グループが所有する運航船に三等航海士・三等機関士として配乗され、育成プログラムを経てあらゆる船種で船長・機関長を目指すことになる。