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JR貨物、安全報告書を発行、事故後の対応など掲載

2014年9月29日 (月)

ロジスティクスJR貨物、安全報告書を発行、事故後の対応など掲載日本貨物鉄道(JR貨物)は29日、2013年度の安全に関する取り組み結果などをまとめた「安全報告書2014」を発行した。

13年度は踏切障害事故、鉄道人身障害事故が減少し、前年度から1件減少。このうち、列車脱線事故は2件、同社の作業にかかわる鉄道物損事故が1件発生した。

6月22日に北海道の江差線で列車の脱線事故が発生したことを受け、(1)脱線がはじまったとされる曲線区間で時速45キロの徐行運転(2)重量計によるコンテナの重量バランス測定(サンプルチェック)(3)輪重測定装置の導入・実用化に向けた開発着手(4)利用運送事業者に、均衡の取れた積付けを定めた貨物運送約款の順守を要請――といった対策を実施していることを説明している。

輸送障害は12年度の526件とほぼ同数の522件で、鉄道外、自然災害によるものが減少した半面、係員原因が増えた。

JR貨物「安全報告書2014」
http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/info/2014_anzen.pdf