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日本海事協会、バルク貨物コンテナ化論文で海運経済学会賞

2014年10月8日 (水)

認証・表彰日本海事協会はこのほど、近畿大学東大阪キャンパスで開催された日本海運経済学会で、同協会の松田琢磨研究員と日本大学理工学部の川﨑智也助教(日本海事センター客員研究員)の共著「バルク貨物コンテナ化の決定要因―北米/韓国・台湾航路における金属スクラップ輸入の分析―」が、第23回日本海運経済学会賞(論文の部)に選ばれたと発表した。

この論文は、21世紀に入ってから進んでいる「バルク貨物のコンテナ化」と呼ばれる現象について、ミクロ計量経済学の手法を使って分析したもので、鉄スクラップの米国から韓国・台湾への輸送を対象に、コンテナ化の進展と荷主の行動変化分析を行った。新規性や独創性が評価され、優れた研究労作として認められた。

両研究員の受賞は9月の日本物流学会に続いてことし二度目になる。