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海洋環境整備船「白龍」が珍しいカニ捕獲、水族館へ寄贈

2014年10月8日 (水)

話題海洋環境整備船「白龍」が珍しいカニ捕獲、水族館へ寄贈中部地方整備局の名古屋港湾事務所は8日、同事務所所属の海洋環境整備船「白龍」の乗組員が9月19日に名古屋港白龍係留場所(中川運河河口付近、大手ふ頭地区)で、甲羅の横幅25センチの大型なカニを捕獲したと発表した。

名古屋港水族館へ通報したところ、捕獲したカニはトゲノコギリガザミと呼ばれる種類で、同水族館飼育係の松田さんは「伊勢湾内で同種のカニを発見・捕獲できたのは初めてで、生息していることも聞いたことがない。市場で流通している輸入品と比べてもかなり大型であることから、是非とも展示したい」と要望。同事務所は水族館へ寄贈することにした。

トゲノコギリガザミは東南アジアから千葉県の汽水域に生息しており、国内では沖縄から静岡周辺で漁が行われ、特に浜名湖では「ドウマンガニ」とも呼ばれて古くからの特産品となっているが、漁獲量が少なく希少なカニ。

名古屋港水族館では、このトゲノコギリガザミを準備ができ次第展示するとしている。