環境・CSR川崎汽船は15日、気候変動情報開示・パフォーマンス先進企業としてCDPから初めて選定されたと発表した。
温室効果ガス(GHG)の削減と気候変動リスクの緩和に対する活動、情報開示がCDPから評価され、同日開催のCDP報告会で「CDPジャパン500クライメート・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス」(CDLI)と「クライメート・パフォーマンス・リーダーシップ・インデックス2014」(CPLI)に選定された。
CDLIでは、調査対象となった日本企業500社のうち上位10%に入り「気候変動に関する情報を確実に開示し、高い透明性をもって提供している優れた企業」としてCDLIに認められた。
また、世界2000社の上場企業から開示された情報を基にCDPのスコアリング方法によって評価・順位づけするCPLIでは、気候変動緩和に対する活動に対しパフォーマンス評価で上位187社に入った。
同社は「運航船の燃費削減や省エネ最新鋭船の建造、環境データの信頼性・透明性を高めるために取得した第三者検証など、気候変動問題への対応を企業責務としてとらえ、エネルギー効率に優れた物流インフラを構築するため取り組んできた当社の姿勢が実を結ぶ形となった」としている。