日本郵船、気候変動対応の先進企業に選ばれる

環境・CSR日本郵船は9日、国際環境非営利団体「CDP」から、気候変動対応での世界の先進企業として最高評価の「気候変動Aリスト」に選定された、と発表した。

CDPが世界の企業へ質問書を送り、過去最高となる9600社が回答。評価対象となった5800社の企業の中から最高評価のAリストに選ばれたことに、同社は「当社のGHG（温室効果ガス）の排出削減実績や気候変動リスクの緩和に向けた一連の取り組み、情報開示の透明性などが総合的に認められたもの」とアピールしている。

CDPは、環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や企業・団体の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、対策を促す活動を展開している非営利団体で、2020年度は世界の時価総額50％にのぼる9600社の企業がCDPを通じて環境情報開示を行った。