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山九、インドネシアで保税物流センターの認可

2018年5月14日 (月)

国際山九は14日、インドネシア法人の山九インドネシア国際(ジャカルタ)が同国税務総局から日系企業として初めて繊維製品の輸出分野で保税物流センターの認可(PLB)を取得した、と発表した。

4月20日付でPLBの認可を取得したのは「チカランロジスティクスセンター」で、1万平方メートルのPLB専用エリアを設け、主に日系大手製造小売業(SPA)の日本向け輸出貨物を取り扱う。

PLBは、同国の経済政策の一環として国内製造業の発展、国際物流ハブの確立を目的に導入された制度で、従来の保税倉庫と異なり、非居住者の在庫が可能で、蔵置期間が3年、通関手続きが簡便化されるといった特徴を持つ。

同社は「今回の取得により顧客への港湾・倉庫作業関連のコスト削減や日本からの入出荷コントロールによる在庫管理の提供が可能になる」としている。

■チカランロジスティクスセンターの概要
名称:チカランロジスティクスセンター
所在地:西ジャワ州ブカシ県デルタマスシティー内グリーンランド工業団地
敷地面積:6万3751平方メートル
倉庫面積:3万9936平方メートル(1期1万1307平方メートル+2期2万8629平方メートル)
PLB専用エリア:1万平方メートル(2期倉庫内)