ソニー、0.005ルクス対応の車載カメラ向けセンサーを商品化

サービス・商品ソニーは16日、星明かりよりも暗い闇夜に相当する低照度「0.005ルクス」の環境でも高画質なカラー映像を撮影できる、世界最高感度を実現した車載カメラ向けCMOSイメージセンサー「IMX224MQV」を商品化すると発表した。

IMX224MQVは、同社で初めて自動車向け電子部品の信頼性試験基準「AEC-Q100」に対応するイメージセンサーとなる。同社は2013年7月に自動車業界向けの品質マネジメントシステム規格「ISO／TS16949」の認証を取得しており、この製品を皮切りに、将来の自動運転車に向けて市場の拡大が見込まれる車載用途のCMOSイメージセンサーの開発を積極化する。

11月からサンプル出荷を、2015年12月から量産出荷を開始。サンプル価格は税別で1500円とする。