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「自助努力で吸収できる範囲を超えた」

日軽金、物流コスト増で来年1月からアルミ製品値上げ

2014年10月28日 (火)

荷主日本軽金属と日軽金アクトは27日、燃料、副資材価格、輸送費用の高騰が「自助努力で吸収できる範囲を超え」たとして、2015年1月1日出荷分からアルミニウム軽圧製品を値上げすると発表した。

対象製品はアルミニウム板製品、アルミニウム押出製品の全製品で、アルミニウム板製品はロールマージン価格(加工費)の15-20%相当、アルミニウム押出製品はロールマージン価格(加工費)の10-20%相当とアルマイト加工費1キロあたり10円をそれぞれ引き上げる。

同社は燃料価格、副資材、梱包・輸送費用の高騰に対し、「長期にわたる生産コストの上昇は、もはや当社の自助努力で吸収できる範囲を超えた」とした上で、顧客にコスト上昇分の一部負担を求める形となった。