財務・人事ゼロが13日に発表した7-9月期決算は、売上高が9.3%増加したものの、主要荷主の日産自動車関連で輸送売上が減少したことなどにより、営業利益は37.8%の減益となった。
主力の自動車関連事業では、新たな輸送需要の獲得に成功したことで8.4%の増収となったが、日産関連の売上が減少し、燃料費の上昇も影響して部門利益が11.7%減少、全体の損益を圧迫した。
また、一般貨物事業も売上は増加(11.5%増)したが、港湾荷役で外注作業が増えたほか、配送件数の増加に伴う用車費用がかさみ、44.8%の減益となった。
[ゼロ]2015年6月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年6月期第1四半期 | 2014年6月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 17,125 | 15,670 | 9.3% |
営業利益 | 416 | 669 | -37.8% |
経常利益 | 456 | 676 | -32.5% |
当期純利益 | 257 | 371 | -30.6% |