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物流の最前線を知り尽くした論客による新春特別対談

外国人ドライバー100人の現実と物流の5年後

2026年1月29日 (木)

ロジスティクス2026年、日本の物流業界に大きなが起きつつある。ライナロジクス社長の朴成浩氏とLOGISTICS TODAYの刈屋大輔編集委員が新春特別対談で語り合ったのは、業界が今まさに直面する現実と、5年後に広がるかもしれない新しい地平だ。

後半のテーマは2つ。外国人ドライバーをめぐる光と影、そして物流業界の未来予想図だ。現場を知り尽くした者同士の対話は、数字の裏側にある人間模様を浮かび上がらせた。

外国人ドライバーわずか100人

30年、トラックドライバーが20万人規模で足りなくなる──。その警鐘を受け、国は外国人材の扉を開いた。特定技能制度が始まって1年、試験合格者は3000人を超えた。だが実際に日本でハンドルを握る外国人ドライバーは、まだ100人に過ぎない。刈屋氏は「このペースでは焼け石に水だ」と語る。

壁は三重と厚い。日本語能力試験のN4レベル、免許の切り替え、そして日本特有の現場コミュニケーション。どれも一朝一夕にはいかない。刈屋編集委員の記事がyahooに載ると、1700ものコメントが殺到した。「言葉も通じぬ外国人に、あの現場が務まるか」と、大半は疑念の声だ。

▲LOGISTICS TODAYの刈屋大輔編集委員(左)とライナロジクス社長の朴成浩氏(右)

この反応に対し、朴氏はどう答えたのか。外国人ドライバーは本当に日本の物流を支える存在になり得るのか。2人の議論の詳細は、動画でご確認いただきたい。

年収2000万円ドライバーの時代が来る?

5年後を見据える2人の目には、迷いがない。朴氏は対談の中で、ある大胆な予測を口にした。その根拠とは何か。外国人ドライバーの戦力化、法改正、デジタル化。複数の改革が同時に走れば、「20万から30万人不足」という数字はどう変わるのか。国がすでに動き始めているという2030年推計の見直し。その意味するところとは。

対談では、米国の「年収2000万円ドライバー」の話題も飛び出した。日本でもバブル期、長距離ドライバーが年収1000万円を手にした時代があった。刈屋編集委員と朴氏は、5年ぶりの法改正が何をもたらすのか、そして「魅力ある職種」への転換は本当に可能なのかを語り合った。昔のように睡眠時間を削って稼ぐのではなく、運転に専念し、負担を減らしながら高収入を得る。そんな時代が本当に来るのだろうか。その真意をぜひ、動画で見極めてもらいたい。

全ての改革は「魅力ある職種」のために

対談の底を流れていたのは、国籍を問わず「ドライバーを憧れの職業に変える」という静かな決意だった。外国人ドライバーの受け入れは、単なる穴埋めではない。労働環境を底上げし、報酬体系を見直し、社会の評価そのものを変える契機になる。刈屋編集委員が記事に込めた思い、朴氏が現場で感じている手応え。その全容は、ぜひ動画でご覧いただきたい。

▲対談を終え、2人はしっかりと握手を交わした

対談の後編で議題に挙がったテーマ「外国人ドライバー」と「5年後の物流」について、2人はどのような議論を展開したのか。外国人ドライバーをめぐる議論の詳細、物流クライシスの真相、そして年収2000万円時代への道筋。記事では伝えきれなかった熱い議論の全容はLOGISTICS TODAYのYouTubeチャンネル「物流報道局」で視聴可能だ。

■物流報道局
https://www.youtube.com/@logisticstoday7950

また、前編では26年4月に動き出す法律・制度が俎上に載る。動画もライナロジクスのYouTubeチャンネル「物流ナビ」で公開中だ。5年後、日本の物流業界はどんな姿を見せているだろうか。どうぞお楽しみに。

■新春特別対談【前編】

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LOGISTICS TODAY編集部
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