M&A米運送大手ワーナー・エンタープライズは28日、専属契約型トラック輸送会社ファーストフリートを2億4500万ドルで買収したと発表した。あわせて同社が保有する不動産11件を3780万ドルで取得し、総投資額は2億8280万ドルとなる。買収によりワーナーは米国で専属輸送分野5位規模の事業者となり、収益性の高い長期契約型輸送の比重を大きく引き上げる。
ファーストフリートはテネシー州マーフリーズボロに本社を置き、2400台のトラクターと1万1000台のトレーラーを運用。全米130の顧客拠点近くに37の拠点を構え、食品スーパーマーケットやベーカリー製品、段ボール包装など需要が安定した分野を中心に専属輸送を展開してきた。主要顧客との契約年数は平均17年と長期にわたり、継続的な収益基盤を持つ。
同社の年間売上高は6億1500万ドル超で、買収後はワーナーの1株あたり利益(EPS)に即時寄与すると見込む。さらに年間1800万ドルのシナジー創出を想定し、2年以内に収益押し上げ効果が拡大する見通しだ。地理的にも米東部を中心に補完関係にあり、車両稼働率向上や固定費吸収力の強化につながるとしている。
ファーストフリートはワーナーのトラックロード事業部門内の専属輸送ユニットとして運営を継続し、本社機能や経営陣の大半は維持される。取引資金は手元資金と既存の信用枠で賄う。
専属輸送は長期契約に基づく安定収益モデルとして米国物流市場で存在感を高めており、ワーナーは今回の買収を通じて事業ポートフォリオの耐久性を一段と強化する構えだ。
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