JAFA、航空保安教育訓練支援機関に認定

ロジスティクス航空貨物運送協会は14日、国土交通省航空局から航空保安教育訓練支援機関の認定を10日付で受けたと発表した。これにより、同協会は新たに航空保安に関する教育訓練事業を行うことができるようになった。

教育訓練は、特定航空貨物利用運送事業者、特定航空貨物代理店業者（RA）の委託によって、RAや業務委託先企業などの従業員に対し、RAのインストラクターを一部代行して行うもので、修了すればインストラクターによる教育訓練が修了したとの認定を受けられる。

初任者に対する初任者教育訓練、現職者に対するリカレント（定期）教育訓練、これらの教育訓練の対象者以外の者に対する意識啓発教育訓練の3種類があり、初任者教育訓練、リカレント（定期）教育訓練では、受講者に効果測定試験も行う。

航空保安教育訓練支援機関としての教育訓練は東京を中心とし、次年度以降、必要に応じて地方都市でも行う。認定後初の教育訓練として12月に東京で、RA、同業務委託先企業の従業員を対象に、数十人規模の教育訓練を行うことになっている。