ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

昭和産業、油脂製品を値上げ、カナダで物流能力不足懸念

2014年11月27日 (木)

フード昭和産業(東京都千代田区)は27日、15年1月5日出荷分から油脂製品を値上げすると発表した。家庭用ポリ容器製品と加工用バラを1キロ20円、業務用一斗缶製品とミニローリー(16.5キロ)を1缶300円それぞれ引き上げる。

原料の菜種でカナダ産新穀が昨年を下回る生産高となり、ウィニペグ菜種相場が堅調に推移、生産農家が相場の上昇を期待して販売を控えているほか、依然としてカナダ国内の物流能力不足懸念があり、輸入価格が高値で推移した。

また、円安の影響で輸入コストが大幅に上昇し、大豆ミールや菜種ミールの価格下落、物流費や光熱費などの上昇もあって、値上げを判断した。