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国交省・コンテナ船安全対策委、解析対象船を選定

2014年12月5日 (金)

行政・団体国土交通省は5日、コンテナ運搬船安全対策検討委員会で解析対象とする大型コンテナ船として8000TEU級2隻、6000TEU級1隻を選び、事故船の同型船に見られた船底座屈のシミュレーションを行うことを決めたと発表した。

同委員会は、2013年6月にインド洋で折損した商船三井運航のMOLコンフォートの事故を機に、大型コンテナ船の安全対策を検討するもの。

事故船以外の設計の大型コンテナ船でも船体に作用する荷重と船体強度のシミュレーションを行うため、解析対象とする大型コンテナ船の検討を行った結果、事故船が8000TEU級であることから、ほかの設計の大型コンテナ船を8000TEU級2隻、6000TEU級1隻とすることにした。

また、再現する上で必要な作用荷重の検討を行い、同型船は折損していないことから「船体強度に達する前の作用荷重で船底座屈の再現が見られるか」のシミュレーションを行うことにした。