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経産省調べ

海外法人の7-9月の売上高2.5%増、4期連続プラス

2014年12月25日 (木)

調査・データ経済産業省は24日、海外現地法人四半期(7-9月期)調査の結果を公表した。売上高は2725億ドルで前年同期比2.5%増と、4期連続のプラスとなった。地域別にみると、北米(9.1%増)、欧州(0.3%増)はそれぞれ5期連続のプラスとなり、アジア(0.6%減)は2期連続のマイナスとなった。

売上高DI(事業活動見通し)は、現状判断(10-12月)DIが10.2、先行き(2015年1-3月)DIも7.6と、それぞれ23期連続のプラス水準となった。前年同期差は現状判断がDIが2.9ポイント減と3期連続のマイナス、先行きDIは3ポイント減と4期ぶりのマイナスとなった。地域別では、現状判断DIと先行きDIともにすべての地域(北米、アジア、欧州)でプラス水準となった。

設備投資額は90.3億ドルで26.6%増と前年同期比では6.6%減と2期連続のマイナスとなった。地域別では欧州(27.9%減)は3期ぶり、アジア(9.5%減)は7期連続でそれぞれマイナスとなり、北米(9.2%増)は2期ぶりのプラスとなった。

設備投資額DIは、現状判断が11、先行きは3.3で、それぞれ22期連続プラス水準となった。現状判断DIが17.7、先行きDIが6.8ともにプラス水準だが、前年同期差は現状判断DIが4.6ポイント減、先行きDIが1.8ポイント減と、ともに3期ぶりにマイナスに転じた。すべての地域で、現状判断DI、先行きDIともプラス水準となった。

従業者数は9月末時点で402.2万人で1.4%増と3期連続のプラスとなった。地域別では、北米(6.4%増)が13期連続、欧州(3.7%増)は5期連続、アジア(0.2%増)が9期ぶりにそれぞれプラスとなった。

従業者数DIは、現状判断(12月末)が6.1、先行き(15年3月末)は2.8と、ともに22期連続のプラス水準となった。前年同期差は現状判断DIが1.1ポイント減の3期連続、先行きDIは2.3ポイント減と、4期連続のマイナスとなった。