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海外法人の4-6月売上高14%増、11期連続プラス

2012年9月20日 (木)

行政・団体経済産業省は20日、海外現地法人四半期(4-6月期)調査の結果を公表した。売上高は2685億ドルで前年同期比13.9%増と、11期連続のプラスとなった。地域別にみると、北米(35.5%増)、アジア(9%増)がプラスを継続したものの、欧州(1.3%減)は10期ぶりにマイナスに転じた。

 

売上高DIは現状判断(7-9月)DIが12.1、先行き(10-12月)DIも15.5と、ともに14期連続のプラス水準で推移したが、前年同期差は現状判断が3期ぶりのマイナス、先行きは5期ぶりのマイナスとなった。現状判断、先行きDIを地域別にみると、北米と欧州で現状判断DIがマイナス水準となっている。

 

設備投資額は93.9億ドルで26.6%増と9期連続のプラス。北米(88.4%増)、アジア(15.4%増)はプラスを維持し、欧州(2.1%増)は2期ぶりにプラスに転じた。

 

設備投資額DIは、現状判断、先行きとも13期連続プラス水準で推移した。現状判断DIが17.7、先行きDIが6.8ともにプラス水準だが、前年同期差は現状判断DIが0.2ポイント減、先行きDIが2.7ポイント減と、ともにマイナスに転じた。すべての地域で、現状判断DI、先行きDIともプラス水準となった。

 

従業者数は376万人で2.9%増と10期連続のプラス。北米(9.3%増)、欧州(3.9%増)、アジア(1.2%増)と全地域でプラスとなった。

 
従業者数DIは、現状判断、先行きとも13期連続のプラス水準で推移。現状判断DIが7.3、先行きDIが6で、ともにプラス水準となったものの、前年同期差は現状判断DIが6.1ポイント減、先行きDIが4ポイント減と、2期ぶりのマイナスとなった。