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SBS鎌田社長、「中計達成へ営業力とブランド力強化」

2015年1月6日 (火)

ロジスティクスSBS鎌田社長、「中計達成へ営業力とブランド力強化」SBSホールディングスの鎌田正彦社長は、5日開催したグループ新年会で年頭訓示を行い、売上高2000億円と業界トップ10入りを目指す中期経営計画の達成に向けたグループ方針として、従来の4施策に追加し「営業力とSBSブランド力の強化」を掲げた。

鎌田社長による年頭訓示の要旨は次の通り。

SBSHD・鎌田社長の年頭訓示(要旨)

昨年は、売上高2000億円達成と業界トップ10入りをめざした中期経営計画「SBS Growth 2017」の初年度として、新規業務の開拓に注力したほか、物流施設建設や土地の取得、M&Aへの大型投資を行った。

ことしも横浜市緑区に大規模物流センターが竣工するほか、同磯子区や所沢市での着工、大阪市住之江区の建設計画など施設開発を積極的に行い、3PLと組み合わせた当グループ独自の「金融とロジスティクスの融合ビジネスモデル」をさらに進化させ、拡大する。

一方、海外事業では、アジアを中心に急成長を続けるトランスポール社が当グループ入りし、広く、速い、事業展開が可能になった。現地企業のM&Aも視野に入れて、各国で3PL事業への参入や物流施設開発などを模索し、海外事業を加速する。

ことしの方針は、これまでの4つに加え、「営業力とSBSブランド力の強化」を掲げる。

提案営業力に磨きをかけ、SBSブランドによる認知度をさらに高め、コンプライアンスを徹底することで、顧客から選ばれる会社、人々が働きたい会社を目指していく。

昨年は、SBSグループで過去に例のない痛ましい事故が発生し、二人の尊い命を失い、一人が負傷。私たちは、この事実を率直に受け止め、二度と事故を起こさないよう、グループ全体で安全への取り組みを強化していく。

2015年SBSグループ方針
1.3PL事業のさらなる強化
提案営業力に磨きをかけ、新規顧客の獲得と既存顧客の深耕。

2.物流不動産開発の推進
独自の「金融とロジスティクスの融合ビジネスモデル」を進化、拡大。

3.海外展開の推進
ASEANを中心に、質の高い3PLビジネスを展開。

4.M&Aの積極化
グループ規模と機能を拡充するパートナーの発掘、獲得。

5.営業力とSBSブランド力の強化
顧客から選ばれ、人々が働きたい企業グループになる。