財務・人事ヤマトホールディングスが29日に発表した昨年4月から12月まで9か月間の決算は、主力のデリバリー事業で宅急便単価が改善したほか、BIZ-ロジ事業も好調に推移したことで売上高が2.1%増加し、営業利益も8.2%増を確保した。
デリバリー事業では、宅急便の単価改善に取り組み、取扱個数が1.9%減の12億5900万個と減少したものの、売上高が0.9%増の8532億4400万円、部門利益は8.5%増の433億9000万円となった。BIZ-ロジ事業は通販関連サービスの好調などで利益が38.6%増と大幅な増益。引っ越しなどを取り扱うホームコンビニエンス事業は7億2500万円の損失を計上したものの、前年同期に比べると4億7400万円改善した。
■2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期 | 2014年3月期 | 増減率(%) | |
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売上高 | 1,069,009 | 1,046,682 | 2.1 |
営業利益 | 64,591 | 59,674 | 8.2 |
経常利益 | 66,344 | 60,654 | 9.4 |
当期純利益 | 39,128 | 33,232 | 17.7 |