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15年3月期第3四半期決算

鈴与シンワート、ソフト開発落ち込み営業損失1.1億円

2015年1月30日 (金)

財務・人事鈴与シンワートが30日に発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、情報サービス事業で主力のソフトウェア受託開発の落ち込みが大きく、物流事業も減益となった影響で営業損益が1億1000万円の赤字となった。

物流事業は東扇島倉庫の賃貸料の値下げと芝浦倉庫、大井ジャパン倉庫の空坪の発生、建材埠頭での沿岸作業、骨材取扱の減少、セメント輸送の減少――で4.1%の減収。陸運事業が減収減益となった結果、東扇島倉庫賃貸料値下げをカバーできず、部門利益が12.2%減少した。

ソフト開発の落ち込みをカバーしきれないと判断し、通期は10月30日時点の予想から売上高を3億2900万円下方修正して116億7500万円を見込む。この影響で営業利益が5000万円下回り1億9700万円、最終利益も1億円を割り込む見通し。

[鈴与シンワート]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期2014年3月期第3四半期増減
売上高8,1698,359-2.3%
営業利益-110125-
経常利益-104119-
当期純利益-17149-