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【決算】東栄リーファーライン、上期の落ち込みカバーできず

2012年5月14日 (月)
2012年3月期通期連結(単位:百万円)
 2012年3月期2011年3月期増減率
売上高11,38411,529-1.2%
営業利益-107147-
経常利益-18055-
当期純利益-7654-

産業・一般上期の落ち込みカバーできず
下期(10-3月期)は蓄養マグロ加工業務が寄与し、売上総利益が伸長したものの、4-9月期の損失が大きく響き、営業損失1億700万円を計上した。主力の海運事業で燃料油価格の高騰や漁獲不振、海賊問題の影響が大きく、冷凍マグロ運搬業務の落ち込みが著しかった。

 

海運事業で抜本的見直し、収益確保図る
今期は、海運事業の主要業務である冷凍マグロ運搬業務で、6隻の用船契約を見直し、4隻は手数料売上を計上する運航形態に、2隻は4月に用船契約を解除し、抜本的な見直しを実施。マグロ以外の漁獲物の運送に超低温冷蔵船1隻を投入し、収益確保を図る。

 

これらにより、連結売上高86億円(24.4%減)、営業利益3億円、経常利益2億円、最終利益1億9000万円を見込む。