2011年3月期 | 2010年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 8,902 | 8,577 | 3.8% |
営業利益 | 334 | 320 | 4.5% |
経常利益 | 311 | 287 | 8.3% |
当期純利益 | 184 | 149 | 23.1% |
ロジスティクス物流事業の売上高は31億4000万円(前期比2.8%増)。このうち陸運は、小麦粉の輸送が堅調に推移した上、セメントの輸送が期後半から急速に増加に転じたことから、売上高は15億8000万円(2.5%増)となった。海運は港湾運送業務の取扱が増加したものの、建材埠頭での骨材取扱業務の低迷が続き、海貨取扱業務も減少したことから、売上高は5億6600万円(5.0%減)となった。倉庫は芝浦、大井両倉庫の取扱高が大幅に増加したことから、東扇島冷蔵倉庫の売上減少をカバーし、売上高は9億9400万円(8.5%増)となった。
陸運事業の売上増加や燃費改善などによる利益の増加と倉庫事業の売上増加と原価・経費の削減による利益の増加により、海運事業の減少をカバーして、物流事業の営業利益は3億100万円(21.9%増)となった。
今期は、物流事業で鈴与グループと連携した海運、倉庫、陸運の一貫した物流サービスを提供することで、増収増益を見込む。陸運は小麦粉、セメントの輸送能力の増強を図り、売上を拡大する。海運は港湾運送業務の拡大と建材埠頭への貨物誘致を進め、倉庫も大井営業所の倉庫スペースを拡大して新規貨物を獲得することで、増収を見込む。