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15年3月期第3四半期決算

エスライン、運賃見直し進み営業益33.5%増

2015年2月10日 (火)

財務・人事エスラインが10日に発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、主力の物流関連事業で17.1%の増益となったほか、不動産やその他の事業も堅調に推移し、全体の営業利益が33.5%増加した。

特別積合せ部門では、ドライバー不足やトラック不足による人件費、外部委託費などコストアップ分の転嫁を含め、契約運賃の見直しや付帯サービスの有料化などに取り組んだ。

また、昨年4月に新築したエスラインギフの名古屋第2センターで太陽光発電用の部材の保管からピッキング、梱包作業などの物流加工を提供。岐阜地区ではコンビニエンスストアの陳列什器や付属部品の保管から、アソート・組み立てなどの物流加工を行った。

9月からはエスラインギフ大阪支店内の倉庫を使い、年末贈答品の商品詰め合わせや包装などの物流加工作業を施した後にグループの輸送網を使った全国配送を行業務をスタート。12月からは中部地区で自動車関連部品の調達、仕分けアソートなどの物流加工、組み立てラインへの部品供給までの一貫物流サービスの提供に向けて準備を進めた。

[エスライン]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期2014年3月期第3四半期増減
売上高33,16832,0523.5%
営業利益83262333.5%
経常利益93470632.3%
当期純利益986462113.2%