財務・人事エスラインが10日発表した4-9月期決算は、物流、不動産などの事業で利益を伸ばし、全体の営業利益が65.4%増の3億9100万円となった。
主力の特別積合せ部門では、増加傾向にある燃料費や人件費、連絡中継料などのコストアップ分の転嫁、貨物重量に応じた適正運賃や付帯サービスの有料化、燃料サーチャージの収受などに取り組んだ。
4月からエスラインギフの名古屋第2センターで、太陽光発電用の部材の保管からピッキングや梱包作業などの物流加工を施した貨物を隣接している名古屋支店から全国への輸送網につなげ、利便性・効率性の高い物流サービスを開始。
9月からは関西地区で、贈答品の加工と配送業務を開始した。中部地区では12月から自動車関連部品の調達、仕分けアソートなどの物流加工、組み立て工場への部品供給までの一貫物流サービスを開始する計画。
[エスライン]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 21,790 | 21,039 | 3.6% |
営業利益 | 391 | 236 | 65.4% |
経常利益 | 459 | 295 | 55.4% |
当期純利益 | 254 | 152 | 66.6% |