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ヤマト運輸、DM便の上限額をメール便と同額に

2015年2月23日 (月)

ロジスティクスヤマト運輸は23日、クロネコメール便に代わって4月1日から販売する「クロネコDM便」のサービス内容を決定したと発表した。

同社は1月22日、「法違反の認識がなく信書をメール便で送った顧客が罪に問われるリスクを防ぐ」ため、3月31日の受付分でクロネコメール便を廃止し、4月1日から内容物の種類を非信書に限定したクロネコDM便を発売すると発表していた。

クロネコDM便は契約した法人・団体の顧客、個人事業主向けにカタログやパンフレットといった販促物などを全国へ送ることができる投函サービスで、セールスドライバーによる集荷や同社直営店から発送できるほか、追跡サービスも利用することが可能。

利用は契約顧客に限るため、契約のない一般顧客の利用や、コンビニエンスストアなどの取扱店では扱わない。

料金は数量、配達先の地域ごとに仕分けるなど出荷形態に応じ、顧客ごとに決める。郵便の代替として利用することを防ぐため、郵便料金と混同するような定価額は設定せず、上限額をクロネコメール便と同じ164円とする。

これにより、ヤマト運輸と契約している顧客は4月1日以降も一定の移行期間を設け、期間中は現行のクロネコメール便の料金のままクロネコDM便を利用できるようにする。詳細は段階的に担当セールスドライバーや営業担当者が訪問して説明するという。