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DAL、流通BMS対応ウェブEDIテンプレートの出荷開始

2015年3月2日 (月)

サービス・商品データ・アプリケーション(DAL)は2日、Webブラウザ画面で流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)対応の電子商取引を可能にする小売業向け「流通BMS対応Web-EDIテンプレート」の出荷を開始する。

流通BMS対応Web-EDIテンプレートは、発注から支払までの小売業の取引業務アプリケーションをパッケージ化しており、流通BMSの主要6メッセージ「発注、出荷、受領、返品、請求、支払」に対応。データ項目の定義、セット方法などは、所定のメッセージ別項目一覧、運用ガイドラインに準拠しており、流通BMSの規約に則ってWebベースで取引データをやりとりできるWeb-EDIを容易に構築できる。

卸・メーカーなどの取引先は、パソコンとインターネット接続環境があれば流通BMSに対応した電子商取引が可能で、発注状況確認や出荷データ入力、伝票印刷などがマウス操作だけで行うことができるなど、システムの専任担当者でなくても容易に運用できるのが特徴で、受注・出荷データなどの一括処理機能や、ピッキングリストなどの帳票出力、手書伝票処理用のマスタ登録など、出荷業務を支援する機能が提供される。

流通BMS対応Web-EDIテンプレートは、Web-EDIシステムを容易に構築できるWeb-EDIシステム基盤ソフトウェア「ACMSウェブフレーマー」のオプション製品で、これまではACMSウェブフレーマー上で取引業務アプリケーションを導入ユーザーやSI企業が個別に開発する必要があったが、新製品によって取引に必要なウェブアプリケーションを標準で提供する。

DAL、流通BMS対応ウェブEDIテンプレートの出荷開始

(出所:データ・アプリケーション)

DALでは、EDIパッケージ・ソフトウェアとして2つのB2Bサーバー製品を提供しており、いずれも流通BMSの通信手順に対応していることから、小売・流通企業はこれらの製品とACMSウェブフレーマー、流通BMS対応Web-EDIテンプレートの組み合わせにより、「あらゆる規模の企業との取引を幅広くカバーする流通BMS対応統合EDIシステム」を構築できるようになる。

流通BMS対応の統合EDIシステムは、Amazon EC2やMicrosoft Azure、IBM SoftLayer、IIJGIOなどのパブリッククラウドでも構築できる。

流通BMS対応Web-EDIテンプレートの販売は、DALのビジネス・パートナー72社を通じて行い、ACMSウェブフレーマーのオプション製品として500万円(税別)で提供。3日から東京ビックサイトで開催されるリテールテックJAPAN2015で展示する。

■問い合わせ先
データ・アプリケーション
マーケティンググループ
TEL:03-5640-1437
FAX:03-5640-8541
E-Mail:pr@dal.co.jp