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欧州自動車メーカーとの取引を日本語環境で一元管理

データ・アプリケーション、EDI製品「ACMS」の最新版発売

2014年5月20日 (火)

サービス・商品データ・アプリケーション(東京都中央区)は20日、EDI(電子データ交換)パッケージ・ソフトウェア「ACMSシリーズ」の最新版(バージョン4.1)を30日から発売すると発表した。

最新版を発売するのは、企業内外のシステム、アプリケーションを継ぎ目なく連携するB2Bインテグレーション・サーバー「ACMSE2X」と、企業間のデータ連携を行う環境を容易に構築できるB2Bサーバー「ACMSB2B」の2製品。

ACMSシリーズの最新版は、欧州の自動車業界でデータ交換用プロトコルの事実上の標準製品となっているOFTP2に準拠した通信機能を実装しており、同プロトコルを制定した欧州自動車標準化団体「ODETTE」による相互運用試験に合格、国内製品で初めてOFTP2準拠ソフトウェアとして正式認定された。

自動車業界はグローバル化が加速し、日本の部品メーカーと自動車メーカーとの直接取引が増大しているが、欧州の自動車メーカーの多くはOFTP2を採用しているため、これらの企業と電子商取引をする日本企業にもOFTP2への対応が求められている。

OFTP2準拠の通信機能を提供可能となったACMSシリーズの最新版は、欧州自動車メーカーと取引する日本の企業にとって、特別なシステムを追加せずにOFTP2に対応でき、国内、他国との取引をまとめて1つのシステムで一元管理できる。

データ・アプリケーションでは、自動車業界向けにACMSシリーズの最新版の強化する計画で、自動車部品メーカーのEDI構築に実績があるパートナー各社と協業して、ACMSと帳票・ラベル印刷ソフトウェアなどを組み合わせソリューションとして提供する。

ACMSシリーズ最新版の販売価格は従来バージョンと同じ水準を維持、「ACMSE2X4.1」が150万円(税別)から、「ACMSB2B4.1」が100万円(税別)からとし、OFTP2手順(OFTP2準拠の通信機能)はオプションで50万円から提供する。

■問い合わせ先
データ・アプリケーション
マーケティンググループ
TEL:03-5640-1437
FAX:03-5640-8541
E-Mail:pr@dal.co.jp