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日通、ホーチミン郊外に多機能倉庫開設

2015年3月18日 (水)
▲アマタ・ロジスティクスセンターの外観(出所:日通)

▲アマタ・ロジスティクスセンターの外観(出所:日通)

拠点・施設日本通運は18日、ベトナムの現地法人(ベトナム日通)が2月6日に、ホーチミン郊外のアマタベトナム工業団地で冷蔵設備などを備えた「アマタ・ロジスティクス・センター」を開設した、と発表した。

新センターは非居住者在庫、流通加工のほか、ASEAN諸国や中国とのクロスボーダーズ輸送、バイヤーズ混載、ベトナム国内の店舗向け配送、冷蔵・冷凍保管などに対応。

一般貨物から食品まで幅広く貨物を取り扱えるよう、1万6600枚のパレットが収納可能な6段積みラックシステムを導入し、温度管理機能を完備。IDカードと指紋認証での入退室管理システム、24時間365日の有人警備体制を敷き、非常用発電装備を設置するなどセキュリティ対策に力を入れた。

センターのあるドンナイ省アマタベトナム工業団地は、ホーチミン中心部から北東に30キロに位置し、ホーチミンとハノイを結ぶ国道1号沿い立地。ホーチミン郊外にあるカイメップ・チーバイ港とタンソンニャット空港へのアクセスに優れる。

■アマタ・ロジスティクスセンターの概要
敷地面積:2万7775平方メートル
倉庫面積:1万2475平方メートル
(保税倉庫:5574平方メートル、一般倉庫6901平方メートル、冷凍倉庫212平方メートル、冷蔵倉庫737平方メートル、定温倉庫900平方メートル)
設備:ラックシステム(保税倉庫7700レット、一般倉庫8900パレット)、侵入者感知センサー、非常用発電装置、24時間警備員配置