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キユーピー、仙川工場跡地にグループ複合施設

2011年5月30日 (月)

拠点・施設キユーピーは30日、ことし2月末に生産を終了した仙川工場跡地に、研究所を含むグループの複合施設を建設すると発表した。投資額は約90億円。

 

新施設にはキユーピーの研究所、品質保証本部などを配置するほか、キユーピー醸造、キユーピータマゴ、デリア食品などグループ各社の本社や営業所などのオフィス機能を集約、一般向けの見学用施設を設け、顧客や地域住民とのコミュニケーションの充実を図る。

 

キユーピー中河原工場敷地内に所在する研究所は、これまでもキユーピーグループ各社の研究スタッフが集結するなど、グループ内の技術連携を促進してきた。今後は仙川工場跡地に研究所とグループ各社のオフィス、品質保証部門も同一施設内に配置することで、研究開発のスピードと価値の向上、品質保証体制の強化を図る。

 

また、東京都内に点在するグループ各社のオフィス機能を新施設内に集約することにより、これまで進めてきたグループ経営を進め、グループシナジー効果を創出するとともに、施設の共有化による効率化を図る。

 

■建設計画の概要
所在地:東京都調布市仙川町二丁目5番78
用途:研究所、オフィス、見学施設など
竣工予定:2013年夏頃
延床面積:約28000平方メートル
投資額:約90億円