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キユーピー、伊丹市に生・販・物一体型の新拠点

2018年9月6日 (木)

拠点・施設キユーピーは6日、兵庫県伊丹市の伊丹工場跡地に、タマゴ加工品の生産拠点を中心とするグループの生・販・物一体型の拠点「関西キユーポート」を新設すると発表した。

関西キユーポートでは、これまで別棟に分かれていた割卵工場とタマゴ加工品の生産工場を集約し、割卵から加工までの一貫生産体制を整える。今後需要拡大が見込まれるタマゴ加工品の生産合理化を図り、商品開発のスピードを加速することで、多様化する顧客ニーズに応える。

さらに、周辺に点在するグループ各社の営業・物流部門を集約し、生販物一体型の拠点として部門間のシナジーを向上させる。

延床面積は2万平方メートルで、鉄骨造5階建ての建物を9月に着工する。竣工は2020年1月、稼働は同年春ごろを予定している。

伊丹工場は、1938年3月に操業を開始し、マヨネーズや液卵、タマゴ加工品の生産拠点を担ってきたが、関西の生産体制再編に伴い、2016年11月にマヨネーズの生産を終了している。

■新拠点概要
名称:関西キユーポート
所在地:兵庫県伊丹市南町4-7-1
建築様式:鉄骨造5階建て
建築面積:4000平方メートル(予定)
延床面積:2万平方メートル(予定)
着工時期:2018年9月
竣工時期:2020年1月(予定)
操業開始:2020年春(予定)
入居予定の部門:業務用タマゴ加工品・タマゴ素材品の生産拠点および関西周辺のグループ各社の営業・物流部門
投資額:115億円