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住商と上組、ミャンマー・ティラワ特区に合弁物流会社

2015年3月23日 (月)

国際住商と上組、ミャンマー・ティラワ特区に合弁物流会社住友商事と上組は23日、ミャンマーのティラワ経済特別区先行開発エリア「ゾーンA」に共同で総合物流事業会社「ティラワグローバルロジスティクス」(TGL)を設立すると発表した。

同地区は経済特区としてのインセンティブがあり、ヤンゴン市から20キロと近く、輸出加工拠点・内需向けの生産拠点として優位な立地にあるため、既に多くの企業が進出を表明しているが、物流サービス事業を展開する企業はまだなく、TGL社が初の物流事業会社の認可取得、進出となる。

TGL社は4.75ヘクタールの土地に物流センターを設営する計画で、住友商事と上組はASEAN地域で培った物流ビジネスのノウハウをTGL社を通じて進出企業に提供する。

上組はヤンゴンに設立した駐在員事務所、現地法人によるミャンマー国内でのトラック、フォワーディング事業を加速させており、TGL社とのシナジーを図るとともに、ASEAN域内拠点間の物流ネットワークを固める。

■新会社の概要
会社名:Thilawa Global Logistics
本社所在地:ミャンマー連邦共和国ティラワ経済特区Zone A
土地面積:4.75ヘクタール(うち、第一期倉庫面積5000平方メートル)
資本金:10億円
投資額:14億円
出資比率:住友商事72%、上組28%
事業内容:総合物流サービス業