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GSユアサ、インドで二輪車用鉛蓄電池の量産開始

2015年3月26日 (木)

荷主GSユアサ、インドで二輪車用鉛蓄電池の量産開始GSユアサは26日、インド関連会社で自動車用鉛蓄電池を生産・販売するタタオートコンプジーワイバッテリー社(マハラシュトラ州プネ市)が、ランジャンガオンの工場敷地に二輪車用鉛蓄電池の組み立てラインを敷設し、4月から量産を開始すると発表した。

昨年末までに既存建屋内で据付けを完了しており、現在は量産試作を実施。3月末に完成し、4月からの量産開始を目指す。当初の生産能力は年間120万個を計画、投資金額は2億円となる。

インドの二輪車販売台数は2009年の870万台から14年には1600万台と2倍近くに拡大しており、中国に次ぐ二輪車大国となっている。今後も大きな人口を背景に二輪車市場が拡大し、新車用、補修用(取替用)鉛蓄電池の需要も増えていくと想定し、新ラインを設置した。

また、16年中にも第二組み立てラインを増設して2倍の240万個の生産体制を整え、増大する同国の需要に対応する。

タタオートコンプジーワイバッテリー社はこれまで、ASEANの関連会社から二輪車用鉛蓄電池を輸入販売してきたが、国内生産を開始することで大幅な販売拡大を目指す。補修販売からスタートし、16年から新車向け販売を行う。