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JA全農、魚喜と提携し水産部門強化、物流網相互活用

2015年3月26日 (木)

M&A全国農業協同組合連合会(JA全農)は26日、魚喜(神奈川県藤沢市)と業務提携し、Aコープ店舗の水産部門を強化すると発表した。

全国にAコープ店舗を展開するJA全農と外食事業、鮮魚事業を経営する魚喜が持つ経営資源、経営ノウハウを相互に有効活用し、Aコープ店舗の機能を高める。

具体的には、JA全農とAコープ店舗の運営会社で組織する「全国Aコープ協同機構」の加盟店舗を中心に、水産部門の高品質な商品展開力と運営ノウハウのある魚喜をテナント事業者として起用し、Aコープ店舗の水産部門の売場改善をすすめるほか、共同仕入を行い双方の店舗の仕入メリットを獲得するとともに、相互の物流網を活用したコスト削減に取り組む。

また、魚喜の高い水産売り場運営ノウハウを共有化するため、魚喜店舗へ全国Aコープ協同機構の加盟店舗の要員を派遣するなどの人事交流をすすめ、魚喜の要員をAコープ店舗に派遣して仕入、品揃え、商品・売場づくり、商品MD、接客サービスなど、売場運営機能の向上を図る。