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神奈川県、災害時の遺体搬送協定を締結

2015年3月30日 (月)

環境・CSR神奈川県は30日、全国霊柩自動車協会と災害時遺体搬送協定を締結した。

同県では大規模災害で多数の遺体を処理する必要が生じた場合、個々の市町村では対応できなくなるケースを想定して広域火葬計画を策定しているが、この際に県は被災市町村からの要請で遺体の取り扱いに必要な措置を講じることにしている。

今回の協定は、この広域火葬計画の実効性を高めるため、広域的な火葬などの円滑な実施に必要となる遺体の搬送などをあらかじめ関係団体と協定を締結して災害に備えるもので、被災市町村からの要請を受け、県が全国霊柩自動車協会に対して、遺体の搬送などの協力を求める。

現在、36都道府県が霊柩運送事業者の団体と同様の協定を締結しており、全国霊柩自動車協会には1250社が加盟、このうち62社が同県に拠点を設けている。遺体搬送時の費用は県が負担する。