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群馬県警、コンテナ爆発事故で荷主を逮捕

2011年6月7日 (火)

話題群馬県玉村町で昨年8月、大型トレーラーが積載していたコンテナが爆発し、住民1人が負傷した事故で群馬県警はこのほど、荷主で古物回収業を営んでいたグエン・バン・ラム容疑者(49)を逮捕した。

 

グエン容疑者は残ったガソリンを抜かないまま、中古の給油計量器12台をコンテナに積み込んで輸送させた際、気化した残存ガソリンがコンテナ内部で充満、昨年8月5日午後1時35分ごろに内部で発生した火花によって爆発を引き起こした。爆発に伴う爆風で、トレーラーが走行していた県道沿いの民家の屋根が落下し、住民男性が負傷した。

 

調べに対し、グエン容疑者は「それまでも同じものを運んでいたが、爆発は起こらなかったので大丈夫だと思った」などと話している。また、輸送を引き受けた運送会社は、運転手に積荷の内容を知らせていなかったが、県警は荷主の責任が重いと見てグエン容疑者を逮捕した。